和薬膳学び舎 あさのは

大阪/北摂を中心に活動。いつもの食材で簡単薬膳料理講座・季節養生講座ご案内。丁寧な暮らしもどきな薬膳師の日常。

価値観が違うのは悪いこと?

『価値観の違い』って、どんなイメージですか?

最近、この“価値観”について

本を読んでスッキリすることがあったんです!

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“頑張らない薬膳”で

思いやりごはんをおうちの台所から。

『ブレない軸を作る』

和薬膳学び舎あさのはnaoです

 

\価値観が違う/

これって

やっぱりネガティブな意味で使うこと

多くないですか?

 

価値観が違う時

無理に合わせなくてもいいし

時には自然に離れることも有効です

 

でも

自分にはない視点や考え方を

広げるチャンスでもあるなぁって思います

相手を否定することも、争うことも必要ないし…

 

それは食べ物と同じで

 

善悪ではないということ

 

 

今月読んだ本がきっかけで

新しい捉え方ができるようになったのでシェアしますね

 

8月は『読書月間』と決めて

そのつもりで時間を確保していたので

今月は小説を3冊読むことができました

 

同じ作家さんの本を連続で3冊読んだのです

そのうちの1冊

 

『鎌倉うずまき案内所』

 著者:青山美智子さん

 

ここからは少し

本の内容に触れながら今回の気づきを書くので

ご興味のある方だけ

ご了承の上、読んで頂けたらと思います

 

普段から

見たもの、聞いたもの、感情やニュースまで

陰陽や中医学など

薬膳に置き換えて考えるクセがあります

(その方が客観的に受け取ることができるから)

 

ただ、薬膳を学ぶ前の

日本の養生料理の講師の時から

“うずまき”は気になっていました

 

自然界にある“うずまき”

私たちの中にある“うずまき”

 

まさに今

台風10号はうずまきの状態で移動しています

 

鳴門のうずしお

もみじのタネは

プロペラのように回転しながら渦を巻いて飛んでいく

 

私たちの体でも

つむじ、指紋、あかちゃんは回転しながら生まれてきます

DNAも螺旋

自然界には渦巻きがいっぱいです

 

 

体に不調が出た時

出ている症状はもちろんですが

それを引き起こしている大元はどこなのか

を探しにいきます

 

その際の考え方は

台風と同じようにイメージしています

低気圧と高気圧

この2つが出会うから風が起きる

 

体の中で

足りないものと多すぎるもの出会ってしまうと

何かが起こる

 

東洋医学の陰陽論

陰と陽は

全く性質の異なるもの・相反するもの

だけど

お互いがいなければ決して成り立たない

なくてはならないものです

 

そして

私がハッとした言葉がこれです

うずまきはエネルギー

 

うずまきはエネルギーそのもの

うずまきはエネルギーを生み出すもの

 

わぁ~、すごい!と、思いました

 

低気圧と高気圧がぶつかって

大きなうずまきが出来て

強い風が吹く

 

これって

人間関係にも言えるのでは?

そう思ったんですよね

 

価値観が同じ人と一緒にいれば

穏やかで心地いい

でも

価値観や性質が違う人と関わることで

そこには

 

\新しいエネルギーが生まれる/

 

こういうことかもしれない!

 

価値観が違うことを楽しめる人は幸せ♡

そんな言葉を聞いたこともあるし

 

価値観が違う人と関わることで

新しいエネルギーが生まれ

新しい視点や世界感が広がるってこと⁈

 

何事も自分の考え方次第

思考を変えるのは難しいし時間もかかるけど

常に

楽しい方へ

自分が幸せを感じる方へ

と進みたいと思っていれば

必要なものが集まってくるように思います

 

今回は、知っていた言葉でも

知っていると、わかるは別物であることを

 

突然

“コトンッ”と音がして腑に落ちた瞬間でした

 

価値観が違うって

新しいエネルギーが生まれる可能性が

いっぱいってこと☺︎

 

変わりたい時や成長したい時は

価値観の異なることや人と関わることが

1番大きなエネルギーが

生まれるのかもしれませんね

 

価値観の違いに苦手意識を持たずに

楽しめる自分でありたいなぁ、そう思いました♪