和薬膳学び舎 あさのは

大阪/北摂を中心に活動。いつもの食材で簡単薬膳料理講座・季節養生講座ご案内。丁寧な暮らしもどきな薬膳師の日常。

子どもたちが巣立って見えてきたこと

春に娘が、そして半年後には息子も家を出て

それぞれの新しい生活が始まりました。

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“頑張らない薬膳”で

思いやりごはんをおうちの台所から。

『ブレない軸をつくる』

和薬膳学び舎あさのはのnaoです。

 


「知っている」と「分かる」は違う。

この言葉を、まさに実感しています。


いつか夫婦2人の暮らしに戻ると“知って”はいました。

でも実際に息子が家を出る準備を始めたとき、

「あぁ、こういうことか」と“分かった”んです。


家の中も、心の中も、ふっと空間ができました。

今まで母として、子どもたちの体調や天気を見ながらごはんを作ってきた日々。

学校から帰ってきた時の声の様子を聞き取ったり

それが突然、必要なくなる。

 


考える時間が減ると、頭の中がすごくスッキリするんですね。

思考って、それだけでエネルギーを使っていたんだなと気づきました。

でも同時に、少し戸惑いもあります。


物理的にも、洗濯物は4人分から2人分に。

食卓も2人分に。

そして一番変わったのは「時間の使い方」。


朝は家族に合わせて動いていたけれど、

今は自分のペースで動けます。

だからこそ、やってみたかった朝のルーティンを

少しずつ取り入れはじめました。

それが出来るのは
夫も単身赴任の経験があり、

今は家事を自然に分担できることも大きいです

 

これからは、家の中も時間の使い方も

「夫婦二人仕様」にアップデートしていこうと思います。

 


今まで同様に、季節の移ろいを部屋と食卓に取り入れることは続けて


◯疲れた日は無理せず、手を抜くことも選択肢に
◯ものを大切にし、必要以上に持たない

◯モノより経験に投資する


そして、やはり食材を選びながら

季節や体調に合ったごはんをつくる暮らしを。


それは決して「完璧を目指す暮らし」ではなく、

「いまの自分にちょうどいい暮らし」を

見つけていく時間なのだと思います。

 

【ちょうどいい暮らし】

 

それが、次のステージのキーワード🗝️