子育ての区切りは
家族の新しい形の始まりでもあります
春に、娘が就職のため家を出た後は
なんだか家の空間が大きく感じました

“頑張らない薬膳”で
思いやりごはんをおうちの台所から。
『ブレない軸を作る』
和薬膳学び舎あさのはnaoです
それでも、息子がいることで
まだ、母としての役割りを
日常に残していたのですが
先日のこと…
『体調も落ち着いてきたし
一人暮らししようかな』
ずっと、一人暮らし願望のあった息子
大きな病気をしたため
今まで治療に専念していました
その息子から、突然の宣言
『うっ』となりましたが…
それが現実的である日常を
取り戻したことへの感謝の気持ちの方が
とても大きかったです

『お母さんも物件見に行きた〜い』
そう言って、早速見に行ったのは翌日のこと
本人の条件に合う物件が見つかり
あっという間に入居日も決まりました
人生に余白は大切だけど
なんだろう、この空白は…
余白と空白は全然違うものですね
空の巣症候群というのがありますが
その気持ちが少しわかります
ただ、子どもたちが小さい時から
親は
子どもの前を歩き
そして、並んで歩くようになり
ゆくゆくは、子どもの後ろをついていく
そんな言葉をずっと頭に置いていました
子育て中は、必死で
気持ちも体力も余裕なんか全然なくって
ただ、その日、その日を一生懸命だった
だけど
子どもたちの背中を見ながら
後ろをついていく日は
結構あっという間にやってきました
せっかくだから
この空白に
これからは今までの家族の思い出で
並べていこうかなと思います
そうして、いく中で
私の心にも、おうちの中にも
心地よい余白がきっと
生まれてくるのではないかなぁと
そう思う今日この頃です