和薬膳学び舎 あさのは

大阪/北摂を中心に活動。いつもの食材で簡単薬膳料理講座・季節養生講座ご案内。丁寧な暮らしもどきな薬膳師の日常。

主役は『病気』なの?『自分』なの?

“頑張らない薬膳”で

思いやりごはんをおうちの台所から。

『ブレない軸を作る』

和薬膳学び舎あさのはnaoです

 

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『なに食べたらいいですか?』

この言葉…

わりと口にする方も多いのではないでしょうか?

 

でも、

この言葉の前に

『◯◯なんですけど』

がもれなくついていてくる方は

多いなぁって感じます。

この

◯◯には病名が入るんですよね…。

 

でもね

病名は同じでも

原因が同じとは限らないんですよね。

 

原因が違えば

食材選びも変わります。

 

その原因を突き止めていくには

ひとつひとつ紐解く必要があります

 

病名がつくと

その病気によっては

食べられる食材が限定されることもあるし

食べたくても食べられない症状もあります。

 

私は

食べることが好きだし

今でも新しい食材や味にも出会いたい

 

だから

主役を病気に譲る前に

自分の身体の声を聞いてあげたい

そう思っています

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例えば

 

胃腸が疲れた時には

ちゃんと休ませよう

 

食べすぎ飲み過ぎはほどほどに

 

胃腸を冷やさないようにしよう

 

日頃から

このバランスを気をつけています

(もちろん、崩すこともありますよ)

 

ただ、これは

あれもこれも食べたらダメ

ということではなく

バランスを取るための知識は

 

焼き肉をたっぷり食べる時は

一緒に大根サラダを頼んでおこう

 

お友だちと楽しくスイーツを楽しむ

翌日は、ワカメのお味噌汁にしようかな

 

こんな風に整えるために

楽しみながらやっていいんです

 

 

ただ…

食事に気をつけていても

病気になる場合が

もちろんあります

 

健康は

食事だけで成り立っているわけでは

ありませんから

 

運動

睡眠

ストレス、

思考パターン 

 

皆さんは

病名がついて

食事制限されてから 

なにを食べたらいいですか?

 

って聞きたいですか?

 

『◯◯がいいですよ』

『それ、食べられないんです』

この繰り返しは辛いですよね

 

そもそも

病気に合わせて食べるのではなく

健康な時から

“自分”に合わせて

“食”を選んでいただきたいです

 

なんの制限もなく

食事を楽しめる時から

自分の体質や季節に合わせて

自分の体も心も

心地よい状態をkeepするために

日頃から

身体を整えてくださいね♡