〜七草粥〜
今日は『人日の節句』です
五節句のうちのひとつで
この日は
七草粥を食べる風習がありますね
無病息災を願い…
年末年始は
ご馳走を食べる機会が増えて
この時期に胃腸が疲れてくる頃なので
それを労る意味もあります
今年の七草粥は
鶏の手羽元で参鶏湯を作った時の出汁を
使いました
なぜなら
気血も補っておきたかったからです
出汁の中には
鶏肉、棗、陳皮、大蒜、生姜、金針菜、ネギ
これらの薬効がたっぷり♬
このスープをベースに
お味付けは
塩麹を使いました
七草は
サッと湯通しして刻んで上に乗せます
それを食べた今朝の娘のひとこと…
『苦い』(ˉ ˘ ˉ; )
そう!
『その苦味が必要なの𓎩』
春の芽吹きものには苦味があって
この苦味は
冬の間に溜め込んだ
からだの老廃物を
排出してくれる働きがあります
日本には
『春の皿には苦味を盛れ』
という言葉があります
薬膳でも
陰から陽へ変化するこの時期に
老廃物を排出し
次の季節を迎える身体を準備すると
考えます
〜セリ〜
旬の食材は積極的に摂りたいですね
『身土不二』
人も自然の一部です
旬の食材には
その季節や次の季節に
対応できるエネルギーがたっぷり♬
〜セリと金針菜の和物〜
日本の行事食は
昔の人たちの経験と知恵で
今も私たちの健康を守ってくれるのだと思います
次の世代へ
そしてまたその次の世代へ
受け継いでもらいたいと思います
ॢꈍ◡ꈍ ॢ