お料理のジャンルは幅広く、考え方も様々
その中で
私の場合は
薬膳を選んだというよりは
たどり着いたと言った方がしっくりきます
子育てをきっかけに
食に対する私の考え方は変化していきました
~何回かに分けて少しずつ振り返ってみます~
小学校6年生の時に(振り返りすぎ⁈)
給食室にやってきた
実習生のお姉さんたちを見て
栄養士という職業を知り
栄養学を学びたいと思いました
食べることは
生きていくうえでの基盤となり
仕事にできなかったとしても
自分の生活に役に立つ!
と思ったからです
ただ
食べることが好きだった
というだけの話なんですが…
↓
食物栄養学科での勉強も実習も
充実していました
↓
栄養士の資格を取得
↓
社会人になってからも
パン教室や料理教室に通い
おいしいお店に食べに行く
美味しさ重視&見た目重視の頃
↓
結婚・出産
母乳育児を選んだので
自分の食べるものには
気をつけなくてはいけない生活
好きなものを食べるのではなく
からだにいいものを選ぶ食生活に変化します
母乳育児でケアに通うと
食事のことも指導してもらいます
私は
子供のころから冷え性で
真夏でも靴下は手放せませんでした
中学生の時には
既に
肩こりと頭痛もありました
ある日
母乳ケアでお世話になっている
助産師さんにこのこと話すと
『お砂糖多くない?』
『お砂糖を使うなら、甜菜糖にしてみたら?』
と言われました
沖縄の熱い土地でとれる➡サトウキビ
北海道の寒い土地でとれる➡サトウダイコン
熱い地域のものは熱を冷ますものが多く
寒い地域のものは体を温めるものが多い
という話だったのです
食材を栄養素以外で分ける考え方に
ハッとしました
頭の中で
何かが
キラッと光った瞬間です
だって、
そんなこと習ってない!
もっと知りたい!
と思ってからは
私の中に
アンテナがいくつか
新設されたのでしょうね
たくさんのご縁や情報が
集まるようになりました
それから
日本人が昔から
どの季節にどんな食材で
どんな食事をしてきたのか
ということに
ますます
興味を持つようになります
私の視点が変わり始めました
(どうして薬膳はじめたの?②につづく)