和薬膳学び舎 あさのは

大阪・北摂を中心に、日本のおうちごはんと薬膳のいいとこどり『和薬膳』講座を主宰。五感で学ぶ子ども料理教室の講師として、大阪・神戸・京都で活動中。

どうして薬膳はじめたの?②

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どうして薬膳はじめたの?

と聞かれることがあります

 

薬膳にたどり着くまでの

今までの経験と思いを

玉ねぎの皮をむくように

最後まで剥いでいくと

その真ん中は

『我が子を元気に育てたい』

という気持ちでした

 

前回

書いたように

食に関する視点が変わり始めたことで

食材は国産や

住む場所に近いところでとれたもの

献立は和食を中心としたもので

できるだけ

自然に近いものを選ぶようになりました

身土不二

 という考え方です

昔の人は、自分たちが動ける範囲でとれた

地元の食材で生活することが

体を健康に保つことにつながると

考えていたのですね

人間も環境の一部ってことです

 

 そして

安全な野菜を選べば

皮ごと食べても大丈夫♪

一物全体

皮や、皮と実の間に

たくさんの栄養があることは

知っていました

でも、

それまでは

りんごも大根も蓮根も

人参までも皮を剥いて調理していました

栄養価計算をする成分表には

廃棄率という項目がありますから

何も疑問に思わず…

 

食材にも

からだを温めるもの・冷やすものがある

それを知ってから

今まで

栄養素でバランスを見ていた食卓が

栄養と食べる人の体調を考えて

バランスをとる食卓になりました

マニュアル通りの平面的な考え方から

立体的で体温のある考え方に変わった

というイメージです

(とにかく自分の頭が固く視野が狭いことに気づきました)

 

娘は、1歳からアトピー性皮膚炎

3歳から喘息…

10歳になるまで

通院や入院を繰り返していました

  

娘が生まれるまでに

▷お米を中心とした食事の大切さ

▷みそ汁や納豆などの発酵食品の力

▷日本人に合った食事をすることの大切な意味

を知ることができていてよかったです

 

そうでなければ

気づかないうちに

自分のからだに合わないものを摂り続け、

必要なものをしっかり摂る食生活を

できていなかったかもしれません

弱いからだに

合わないものを摂り続けていたら

もっと大変だったはずだから…

 

ここまでで私が子育てを

通じて学んだことをまとめてみます

 

◇自分のからだの冷えを認識して食材の選び方を知ること(陰と陽)

◇アトピー性皮膚炎や喘息を持つ子の母として食事や養生法を知る

◇不自由さを知ることで健康の大切さを知る

◇食の常識は家庭の数だけある

 

こうして少しずつ

自分なりの食を中心とした生活を

作ってきたような気がします

 

~薬膳にはまだ出会っていません~

 

もっと早く知っていれば…

ということは

ほかの場面であっても

たくさんの方々が経験したことが

あるのではないでしょうか

 

きっとその人にBESTなタイミングで

その時は訪れるのだと思うのです

私の場合

薬膳に出会うまでに20年以上かかっています

この時点で出会っていたら

また

まっすぐに薬膳だけで頭がいっぱいになり

ほかのことを吸収できなくなるから

だったのかもしれません

 

ほかに必要なことを学ぶ時間だった

そう思っています

 

どうして薬膳はじめたの?③つづく)