【台北3日目】
士東市場で出会った彩りと驚き。
家庭料理レッスンの一日。
3日目の朝は、電車に乗って集合場所へ向かうところからスタートしました。
そこからタクシーで、今回のメインイベントである「台湾家庭料理とパイナップルケーキ」を学ぶ料理教室の先生と合流するため、士東市場へ。

◾️士東市場へ —— きれいに整った高級食材の宝庫



東市場は「台湾では珍しくエアコンの付いた市場」と聞いていましたが、入ってすぐにその涼しさと清潔感に驚きました。
入り口付近には色とりどりの花が並び、その先には整然と並んだ野菜売り場。
どれも新鮮でカラフルで、市場全体がとても“端正”な空気に包まれています。

旅行前日にテレビで見て気になっていた「蓮霧(れんぶ)」をちょうど発見!
食べてみたいと思っていたので、先生にそのことを伝えると、真っ赤でつやつやの蓮霧を2つ買ってくださいました。

さらに「台湾の高山りんごはとても甘いのよ」と、そのまま購入して振る舞ってくださり、
「このオレンジもおいしいわよ」と手に取ったのは、緑色で見た目はまるでみかん。
ところが食べてみると驚くほど甘くて爽やか。
りんごは日本のものよりひとまわり小さくて、そのかわいらしいサイズ感も印象的でした。
◾️メイン食材“烏骨鶏”との出会い
この日のメイン料理となるスープは“烏骨鶏”。
日本ではまず見かけない、黒い鶏が丸ごと並んでいる光景にはさすがに息をのみました。でも市場自体はとても衛生的。

先生が欲しい鶏のサイズを伝えると、お店の人がそれを取り上げて大きなまな板へ。
「タン、タン、タン!」と包丁を叩きつけて豪快にぶつ切りにしていく様子は、まさに市場ならでは。
切り分けた肉を先生の持参したタッパーに詰めたら、それで買い物は終了。
余計な包装もなく、必要な分だけをその場でさばいてもらう—資源を無駄にしないこの買い物スタイルがとても素敵に感じました。
豚肉店には心臓や卵管まで並んでいて、これにもびっくり。
(写真はひかえておきますね)
どのように調理するのか詳しく聞けなかったものの、どこを見ても興味深く、他のものも見逃すまいと市場中をしっかり見て歩き回りました。
◾️市場から先生のサロンへ —— 中国茶でひと息
買い物を終え、歩いてすぐの先生のサロンへ移動。
まず出してくださったのは「四季春」の台湾茶。
賑やかな市場から落ち着いた空間へ切り替わる瞬間でした。

〜市場からサロンへ〜
(烏骨鶏スープと本場の家庭料理に触れた午後)
ふわっと立ち上る優しい香りに、さっきまでの市場の喧騒がすっと遠ざかり、ゆるやかに気持ちが整っていきました。
◾️いよいよ料理デモへ ——
そして
油の量に驚き、味にまた驚く

最初は、この日のメイン「烏骨鶏のスープ」。
市場で豪快にぶつ切りにされた烏骨鶏を、中華鍋にたっぷり入れた油で炒めていきます。
まずは“ぐるりと一回し”の油。
そして仕上げにはごま油を一回し…と思ったら、二回し、三回し!
「これ、100ccは入ったよね?」と隣の友人と目を合わせてしまうほどの量。
普段、私は1品につき油は大さじ2までと決めているので、正直「食べられるかな…」と少し不安でした。
ところが、いざスープを口にすると全員がびっくり。

まったく油っこくない。
そして
翌日の肌がしっとりして、潤いが丸二日続いたんです。
烏骨鶏のお肉も感動的でした。
私は肉の匂いが少し苦手なのですが、これは噛むほどに良い香りが広がって驚くほど。
骨まで黒い烏骨鶏は、薬膳では“黒い食材は腎を補う”とされ、アンチエイジングにも通じます。
これが
\潤いが二日間続くスープ/です
「これを普段から食べられる台湾、うらやましい…」と思わずため息が出ました。
◾️シンプルなのに深い味わい。きゅうりの缶詰の料理

次に教えていただいたのは
きゅうりの缶詰 × 豚ひき肉のお料理。
きゅうりの漬物のようなもので、なんと缶詰の汁ごと使います。
これがまたシンプルながら驚くほど美味しい。
「おうちで再現したい!」と思って、帰国したらすぐ作れるように缶詰を買って帰りました。
◾️パイナップルケーキ作りは…ほぼ成形担当!
そしてお待ちかねのパイナップルケーキ。
本場の作り方が見られると期待していたのですが…餡はすでに先生が完成させていて、私たちが担当したのは生地を丸めるところだけでした(笑)。

でも味は本当においしくて、レシピを見ながら日本でまた挑戦しようと思っています。

◾️試食時間は “台湾らしいおおらかさ” が溢れていた
試食タイムで先生が一言。
「ビール飲む人?」
みんな遠慮していたのか
手を挙げなかったのですが…
飲みたかったのは先生ご本人でした(笑)。
そこで数人が先生に付き合って台湾ビールを一緒にいただくことに。

こういうカジュアルな雰囲気、すごくいいですよね。
「楽しいがいちばん」。
私自身、これからのレッスンにもぜひ取り入れたいと思った瞬間でした。

◾️買ってきた“きゅうりの缶詰”で試作して、レッスンにも活かします
気になっていたきゅうりの缶詰は、帰国前にしっかり購入。

まずはひとつ試作して、もうひとつは年明けのレッスンでお出しできたらと思っています。
台湾で学んだ味や文化を、みなさんに届けられるように。
次のレッスンも、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
募集講座はホームページからご覧いただけます