和薬膳学び舎 あさのは

大阪/北摂を中心に活動。いつもの食材で簡単薬膳料理講座・季節養生講座ご案内。丁寧な暮らしもどきな薬膳師の日常。

梅干し作りの手順とお気に入りの甕

“頑張らない薬膳”で

思いやりごはんをおうちの台所から。

和薬膳学び舎あさのはnaoです

 

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追熟した梅は

甘く華やかな香りを放ちます

部屋中いい香り𓂃 𓂂𓏸𓂃 𓂂𓏸

私は、この香りを味わうために

梅仕事をしているようなものです♪

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梅を漬けるのはこの甕

 

この甕は岐阜県多治見市で作られています

以前、Instagramだったかブログだったかσ(^_^;)

に投稿した時

『加藤さんの甕ですか⁈』と

メッセージを頂いこともあります

有名なんですね

 

こちらは

1600年創業 13代目職人 加藤さんが

丁寧につくる昔ながらの甕(かめ)と

いうことです

 

部屋にそのまま出していても

可愛いと思える形を探していた時に

出会いました♡

 

私は1番大きなものを使っています

そして

1番小さいものに

出来上がった梅干しを入れて☺︎

 

今でも、ひとつひとつ

手作りされているということなので

私も、大切にして

毎年この時期は一緒に過ごしています

 

【作り方】

さあ!

黄色く熟した梅を、そっと洗いましょう

綺麗な水に30分浸けてから
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ザルにあげて、清潔な布巾で

水分をしっかり拭き取ります
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竹串で、なり口を取っていきます

傷つかないようにね
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梅の重さの18%~20%の塩を用意して

梅にしっかりと塩をまぶして

1/3の塩は最後に乗せます
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重石を乗せて梅酢が上がってくるのを

待ちます
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しばらくはこのまま☺︎
蓋をして毎日、声をかけようと思います♬

 

そして、追加で来た1kgも黄色くなったので

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同じ手順でなり口を取るところまできたら

Ziplocに入れて

梅の重さの18〜20%の塩を入れます

後は空気を抜いて口を閉じ

器に入れて梅酢が上がるまで

1日に2、3回ひっくり返して馴染ませます

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しばらくすると梅酢が上がってくるので

そのまま梅雨が明けてからの

土用干しの日を待ちましょう♪