『食事を大切にするということは
自分を大切にするということ』
薬膳師naoです。
父が77年の人生に幕を閉じました。
その瞬間は
父の右手を妹が、左手を私が繋いでいました。
『お父さん、こんなに手を繋いで過ごすのは
子どもの時以来だよねぇ』と言いながら
ずっと、父の体温を感じながら過ごした4日間。
お通夜の席で、お寺さんが
『身近な人の死は
漠然としていたものだった“死”が
本当にあるのだと
誰にでも必ずやってくるものだと
実感させられるものだと思いますね。
これだけたくさん方々の最後に
立ち会わせて頂く私自身も
妻の父親が亡くなった時は
とても身近に感じました。
それは
これからの人生をどう過ごすのか
考え方を変えるきっかけをくれます。
だから今回の、この時は
お父さまから皆さんへのプレゼントです。』
数日前のブログで
『父からのプレゼント🎁』というフレーズを
私自身も使っていたので驚きました。
これからの人生を
どのように使っていくのか、過ごすのか
今まで私が持っていなかった価値観を
また、父から頂いた気持ちです。
2ヶ月前に亡くなった義父の四十九日(1月3日)に
お寺さんが話してくださったことと連動して
私の感情に
新しい扉を開けるきっかけになりました。
その時のお話は
中国のある青年とその両親のお話でした。
聞き終わった後に話されたのが
『みんな、分かろう分かろうとするけど、
分からなくてもいいんだよ。
わからないままにしておくことの方が
いいこともあるし、わからなくても
阿弥陀さまがわかっているから
心配しなくていいよ』
という内容でした。
なんでもかんでも分かるようになるために
必死になっていた自分を解放する言葉であり
周りに対して無理に理解を求めることも
その逆も、そこに執着することもないのだと
いう視点を頂き心が軽くなったことが
印象的だったのです。
(実家の庭に咲いていた福寿草)
私の講座は料理教室から始まりました。
家族の健康を守るためのごはん。
日本の養生食や薬膳を取り入れたものですが
これらは手段です。
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本来、お伝えしたいのは
人生を健康で楽しく過ごすこと
何よりもこれが1番です♡
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この3ヶ月で受け取った
2人の父からのプレゼントを
私を通して
また、たくさんの方にお渡しできるように
健康で、楽しく、柔らかく
日々の生活を大切にしていきたいと思います。
皆さまから頂いたメッセージが
とても温かく、私の心を癒してくれました。
安心して父と過ごす時間をくださった
皆さまに感謝しています。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます