セルフケア迷子にさせない薬膳師naoです。
親ガチャ?
何かな?と思ってネットで検索してみたら
子どもは親を選べないから
どんな親に当たるかは運次第。
みたいな。。。
ゲームのガチャになぞらえた言葉だそうですね。
この言葉を巡って、いろんな価値観の角度から
賛否の意見があるらしいです。。。
このニュースを見た時に
ちょっと、違和感があって。
というのも、私は
子どもが親を選んできている、
と思っていました。
確かに私が子どもの頃は、世間でも
『子どもは親を選べない』というセリフを
よく聞いていたように思います。
だけど、自分が出産する頃には
子どもたちが
生まれる前の記憶を綴った本が出版されていて
実は子どもが親を選んでいたんだ、
と話題になっていたのです。
その時に『自分で親を選んできてるのかぁ』
と思ったことを覚えています。
ただ、当時は娘の看病が大変で
今でも記憶がないところがあるくらい
毎日が必死だったから
その本を読んだことはなかったし
ニュースで知っていた程度でした。
それが確信に変わったのは、
息子が3歳の頃です。
ある日の昼下がり
リビングに太陽の光が差し込んでいて
私はキッチンにいました。
息子が近寄ってきて
息子『○○(名前)ね、雲に乗ってたんだよ。
お空から見てたらね、ママが
寂しそうだったから、
ママのところに来たの。』
そう言ったのです。
私 『え?生まれる前のこと?
ママ、寂しそうだったの?』
息子『うん。』
そして、少しづつ話してくれました。
子どもたちは、
ひとりずつ小さい雲に乗っていて
お空から、私たちを見ていること。
自分でママを選んでいること。
一人乗りの雲って、
觔斗雲(きんとうん)みたいσ(^_^;)
この話を聞いた時
私には、心当たりがありました。
それは、
赤ちゃんが欲しいと思っても
すぐに来てくれるものではないのだと
実感していた時期でした。。。
外出先で、赤ちゃんを見ると
辛くなって、心がギュッと固まるような
そんな時期があって…
ある時、もう考えるのやめよう!
そう思った矢先です。
息子が私のところに来てくれたのは♡
息子は今年21歳。
私が息子を選んだのではなく
息子が私を選んで来てくれた!
だから
息子に、私を選んだことを
後悔させたくないって思っています。
もちろん娘にも。
娘は、体が弱かったけど
私なら何とかしてくれると思ったから
この子は私を選んだはず。
病院通いばかりで
付き添う息子も大変だったけど
この子は、(娘の)お兄ちゃんとしての
役割があってココに居てくれているはず。
一緒に頑張れる!そう思って過ごしてきました。
自分の思うようにいかないことを
誰かのせいにしたい時もあるけど
それだと結局、何も変わらなくて
自分が辛いだけかなぁって思います。
そこにある事実はひとつ。
どの方向から見るか。どう捉えるか。
全てを親のせいにしなくてもいいように
自分の視点を増やすことを
早い段階で身につけることは
自分を楽してしてあげる近道かなぁと
感じた出来事でした。