2013年から昨年まで続いていた
小学校のキッズ料理教室。
コロナの影響で
2020年2月の開催日を延期したまま
1年4ヶ月が経ちました。
そして
コロナが落ち着いたとしても
今後、小学校で再開することは
難しいということになりました。
残念ながら
一緒に頑張ってきたスタッフも
一旦は解散という決断に。
スタッフ一同、不完全燃焼
もちろん
子どもたちも…
コロナで社会の価値観が
大きく変わりました。
便利になったこともたくさんあります。
ただ、
子どもたちにとっては
料理に限らず
大切な時期に
『体験』が抜け落ちてしまうこと…
体験する場所が奪われてしまうことが
多いように感じます。
このキッズ料理教室を主宰する際
『五感で学ぶ料理教室』
故・坂本廣子先生が応援してくださいました。
迷った時は相談にのってくださり
子どもたちのために
珍しい食材を分けて頂いたり
家庭にはない器具を貸してくださったり
大変お世話になりました。
先生のスタッフとして
働いていたこと、学ばせて頂いたことは
私の誇りです。
形を変えたとしても
坂本先生から学んだ
子どもが主役で
体験型の考え方と
教えるためのテクニックを
そのまま受け継いでいきたいと思います。
先生はじめ、スタッフ、地域の方々と
積み上げてきた7年間。
1年生だった男の子が
6年生になっても
『これ、俺のレシピやから♬』
と、受講したレシピをファイルして
おうちで家族にお料理を振る舞うお話や
中学生になって
お弁当の日があると
『自分で作って行くんです。
料理教室のおかげです。』と
卒業した女の子のママに
声をかけて頂いたこと。
幸せな時間をたくさん頂きました。
いつも私を支えてくれた
スタッフの方々にも
感謝の気持ちでいっぱい！
今後は
どんな形で子どもたちに伝えいくか
まだ検討中です。
五感を使って体験することは
同じ空間で
過ごすことでしか得られないものだから
やっぱり
それを大切にしていきたいと
改めて思う１日でした。
１日も早く
子どもたちが安心して過ごせる日常が
やってきますように。
