和薬膳学び舎 あさのは

大阪/北摂を中心に活動。いつもの食材で簡単薬膳料理講座・季節養生講座ご案内。丁寧な暮らしもどきな薬膳師の日常。

『気が乱れる』瞬間の話

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私たちの身体を構成している

気・血・津液のうちの『気』のお話

 

『気』は常に流れているのが正常

 

それこそ

いつも気分良く流れていて欲しいのですが

緊張したり、ストレスを感じると

途端に止まったり固まったり

胃のあたりで固まると食欲がなくなるし

手が冷たくなったり

汗が止まらなかったりします

 

その『気』の動きについて

あ!と思う出来事がありました

 

これは息子あるあるですが

とにかく生活音が大きい

足音も大きい

 

家族が寝静まるころ

バタバタとキッチンへ来て

ガチャガチャする

こうなると私はイライラしてきて

もっと気使って〜!と思います

 

で、先週の夜のこと

また、息子の生活音が大きい

布団から出るのも嫌なのでLINEで

『扉は静かに!音を立てないで』

と送ってみたら

その後

そっと扉を開け閉めして静かに移動

自分の使ってたグラスをキッチンへ

持ってきて洗った後にそっと置く

この時

コトンというグラスを置く音が聞こえて

ちゃんと静かに動いてるなぁ♪

って思ってクスッと笑ってしまいました

男の子は素直です

(※言われた時だけは出来る)

 

その時です

あれ?私の『気』が乱れてない

って思いました!

気を使う=相手の気を乱さない

なのかも?

 

いつも

急な大きな音で驚いたり

イライラさせられていたりしたのは

私の気が乱されるからだったんだ

と気づきました

 

まあ、気づいたところで

乱れることを自分で回避するのは

とっても難しいのですが

 

その自分に気づくことが大切だと思います

 

気が乱れているなぁ

なぜ自分の気は乱れたのか

乱れる前に防ぐ方法は?

ということにも

気づけると思うのです

そして

その原因を取り除くのが

心地よく過ごす方法

 

私の場合

ここまで実感したら次回 

私が息子に送るLINEのメッセージも

言葉の選び方が変わるかな?

『扉は静かに!音を立てないで』

ではなく

『もう寝るから、足音や動きは静かにしてね』

みたいな٩(๑❛ᴗ❛๑)

予め、予防線を張って

自分を守るという感じ

 

でも結論はやっぱり 

『息子よ、静かに歩きなさい』

となりますけどねσ(^_^;)