薬膳を学ぶと
今まで自分が持っていた見方を
違う視点で見る練習をすることになります
最初は勉強していても
どれ1つとして、しっくりくるものがなく
とにかく『何が?』『なんで?』
初級が終わり、中級の勉強へ進んでも
また、迷いだします
先生には『みんな、中医学の迷子になってる?』
といわれ『なってる、なってる!』激しく頷く
どうやら、迷子になるのは私だけではなく
周りも、そして先生方も誰しもが必ず通る道だそうです
でも、迷ったまま進んでも大丈夫なのが
薬膳・中医学の面白いところです
進み続けていれば
ある時、”あ!そういうことか‼と
繋がる瞬間があります
それが嬉しくて
もっと知りたくなるので勉強を続けてしまう♪
食べる人のことを思い
体質・体調・季節・お天気・心の状態
これらをみて食材をピックアップして
献立や調理法を決める
究極のオーダーメイド料理
これが薬膳料理です
そして
大切な自分の体のために作るごはんも
同じように考えます
自分の体と向き合おうとするとき
薬膳の知識が私たちをサポートしてくれます
鼻水がサラサラ流れてくると思ったら
→体が冷えてる
それなら
→体を温める食材を選んで食べる
となります
もう一歩踏み込んで
なんで体が冷えてるのかな?
って考えてみます
→そういえば今日はサンダルでおでかけしたから
足首から冷えてしまったのかも。とか、
→昼間、暑かったから氷入りのドリンクを
飲んだからだろうなぁ。とか。
薬膳を学ぶことで
・小さな不調に気づける
・不調の改善方法がわかる
・不調の原因もわかる
・不調を病気にさせない予防ができる
今までなら
『あ、鼻水出てきた』鼻をかむ
悪化してきたら、薬を飲む。
という流れだったのが
1つ1つ気づけるようになります
気づくことを知る
という感覚のほうが正しいかも知れません
知らなかったことに気づけるって
幸せなことです
それが
経験となり知識を実践に繋げることになる
薬膳では
陰と陽、五行説を学びますが
宇宙の全てのもをこの中に分けてあるのです
これは、食事や体だけでなく
あらゆるもの全てなので
私は陰と陽の考え方を
自分の子育てに当てはめて考えることで
気持ちが楽になった経験があります
この話はまたいつか・・・