~ 梅は三毒を断つ ~
美味しいのに頼りになる食材が梅干し!
薬効が高い
昔ながらの梅干しを作ってみませんか?
今年は、梅干しを漬けるのを特に
楽しみにしていました!(理由はのちほど)
今回は
和歌山から届いた黄梅を3キロ漬けます
【用意したもの】
・梅(和歌山の黄梅)…3kg
・塩(シママース)…540g(梅の重さの18%)
・ホワイトリカー…100g
・水…100cc
▪︎梅を漬ける容器
▪︎ボウルとザル(梅を洗う用)
▪︎竹串
【作り方】
①梅を洗い、竹串でなり口を取る
②ホワイトリカーと水を合わせて、①の梅をくぐらせて消毒する
③梅に塩をまぶす ※なり口に塩をすり込むように
④③を容器に入れて重石をする
今、梅は上がってきた梅酢に
しっかり浸かっている状態です
今週には、赤しそを入れようかどうしようか…
白が好きなので、このままにしようかな♪
あとは、梅雨明けの土用干しを待つだけです
今年の梅仕事を楽しみにしていたのは
梅干し用の甕を新しく購入したからです(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ♡‧₊
1600年創業13代目の職人さんが手作りする甕(五升サイズ)
~『加藤さんの作る甕』で検索すると出てきますよ~
理想の容器です!
漬けた翌日には、
梅の高さまで梅酢が上がっていてびっくり
こんな短時間で
しっかり梅酢が上がるなんてすごい✨
梅干しを作る時大切なのは
梅酢を早くあげることです
そうじゃないとカビの心配があるから💦
そうそう、塩を18%にするのも保存性を高めるため
昔ながらのレシピです
梅酢を早く上げるポイントは
底に向かって窄まっている容器
寸胴のものは糠漬けに適したものです
実は去年まで私も
酸に強い琺瑯の寸胴型を使っていたのですが
なかなか梅酢が上がりませんでした…
分かっていながら
一般的な茶色の甕を買うことに迷いがあって…
だけど
今年、この可愛い白い甕を見つけたのです!
江戸時代から作られているものだそうです
素材、色も形にも惹かれて購入したしました
常に入荷待ちなので
手に入れるには時間がかかりましたが
お気に入りの良い道具を使うことで
仕上がりにも差が出る気がします
目的に合ったいい道具を使うことは大切です
どうせ買うなら
高くてもいいものを買う
そうすれば、大切に長く使えますよ
そんな梅仕事から
我が子を含め、次の世代の人たちに思うこと…
今は、なんでも簡単・早いことがもてはやされているけれど
手をかけることや時間をかけることで
得られる達成感や感動を是非、
味わってほしいとつくづく思います
季節の手仕事は
日々の生活を豊かにしてくれる♬
目の前のスマホやPCばかり見ていないで
季節や自然に目を向けて
自分のからだの声をしっかり
聴けるようになって欲しいなぁ
そのためにも
私が、季節の手仕事を
楽しみ続けたいと思います
手をかけた分
美味しいものが返ってくるよ~ॢꈍ◡ꈍ ॢ
暑い夏を乗り切るためのお助け食材として
今から準備しませんか?
梅の効能
▪︎生津▪︎止咳▪︎渋腸▪︎収斂▪︎化痰
梅の帰経
▪︎肝脾肺大腸
『梅は三毒を断つ』
この三毒とは…
◇水毒◇食毒◇血毒
他にも
『梅はその日の難逃れ』ということわざもありますね
クエン酸による疲労回復や殺菌効果もあります
梅干しを買う時は、
ぜひ昔ながらの製法のものを選んでくださいね